Claude Code

Claude Code 完全インストールガイド 2025年版|macOS・Windows・Linux対応

Claude Code 完全インストールガイド
ターミナルで使うAIコーディングアシスタント

Anthropicが開発したAIコーディングツール「Claude Code」は、ターミナル上でコードベースを深く理解し、自然言語でコーディング作業を支援してくれます。本記事では、macOS・Windows・Linux それぞれのインストール手順と、基本的な使い方を丁寧に解説します。

1. Claude Code とは何か

Claude Code は、Anthropic が開発したターミナルベースの AI コーディングアシスタントです。単なるコード補完ツールとは異なり、プロジェクト全体のコードベースを読み込み、自然言語の指示に従って実際にファイルを作成・編集・削除し、git 操作なども代行してくれます。

ターミナル・IDE・GitHub(@claude でのタグ付け)から利用でき、まるでシニアエンジニアがペアプログラミングしているような感覚で開発作業を進められます。

▲ Claude Code の主な機能フロー

💬

自然言語で
指示を入力

🔍

コードベースを
理解・分析

ファイル編集・
コマンド実行

結果を確認
& フィードバック

Claude Code が特に得意とするタスクは以下の通りです。

🛠

バグ修正・リファクタリング

複数ファイルにまたがるバグを特定し、コンテキストを保ちながら修正します。

> このコードのバグを直して
📝

コード説明・ドキュメント

難解なコードや設計の意図を日本語で説明し、ドキュメントを自動生成します。

> この関数の動作を説明して
🔀

Git ワークフロー

コミットメッセージの作成、PR の準備、ブランチ管理を自然言語で指示できます。

> 変更をコミットして
🏗

新機能の実装

既存コードのスタイルや構造を踏まえた上で、新しい機能を実装してくれます。

> ログイン機能を追加して

2. 動作環境・必要条件

対応 OS 一覧

▲ OS別インストール方法と対応状況

🪟

Windows

Native または
WSL2 経由

ネットワーク接続が必要です。シェルは Bash・Zsh・PowerShell・CMD に対応しています。Windows でネイティブインストールを選択する場合は、Git for Windows が必要です。

インストール方法の選択

方法 必要なもの 自動更新 推奨度
ネイティブインストーラー なし(1コマンドのみ) ✓ あり ★★★ 推奨
npm インストール Node.js 18 以上 ✗ 手動 ★☆☆ 非推奨
Homebrew (macOS) Homebrew ✓ あり ★★☆ 可

💡 ポイント

2025年現在、Anthropic はネイティブインストーラーを公式推奨方法としています。Node.js のインストールが不要で、バックグラウンドで自動的にアップデートされるため、常に最新バージョンを維持できます。

3. ネイティブインストーラー(推奨)

macOS へのインストール

Terminal アプリを開き、以下のコマンドを1行実行するだけです。

Terminal — macOS
# ネイティブインストーラーで一発インストール
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

# インストール完了後、バージョン確認
claude --version

▲ macOS ターミナルでのインストール手順フロー

1

Terminal.app を開く(Spotlight で「terminal」検索)

2

curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash を貼り付けて Enter

3

インストールスクリプトが自動的にバイナリをダウンロード・設定

4

claude –version を実行してバージョン番号が表示されれば成功

5

claude を実行して初回認証を完了する

💡 Homebrew ユーザーへ

Homebrew を使っている場合は brew install claude-code でも安定版をインストールできます。最新版を常に追いかけたい場合は claude-code@latest を指定してください。

Windows へのインストール

Windows には2つのアプローチがあります。プロジェクトファイルがどこにあるかで選択してください。

Option 1:ネイティブ Windows(PowerShell)

Git for Windows をインストール済みの場合、PowerShell または CMD から直接インストールできます。

PowerShell — Windows
# PowerShell での場合
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

# インストール確認
claude --version

⚠ 注意

PowerShell で The token '&&' is not a valid statement separator というエラーが出た場合は、CMD(コマンドプロンプト)を使っているのに PowerShell 用コマンドを実行しようとしている可能性があります。使用しているシェルを確認してください。プロンプトに「PS」がついていれば PowerShell です。

Option 2:WSL2(Windows Subsystem for Linux)

Linux 環境でより本格的に使いたい場合や、既存プロジェクトが WSL 上にある場合はこちらが適しています。

PowerShell — WSL2 セットアップ
# Step 1: PowerShell(管理者)で WSL2 + Ubuntu をインストール
wsl --install -d Ubuntu

# Step 2: Ubuntu を再起動後、Ubuntu ターミナル内で実行
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

# Step 3: インストール確認
claude --version

Linux へのインストール

macOS と同じワンライナーで完了します。Ubuntu、Debian、その他のディストリビューションで動作します。

Terminal — Linux
# ネイティブインストーラー
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

# インストール確認
claude --version

4. npm でのインストール(従来の方法)

ネイティブインストーラーが利用できない場合や、npm 経由で管理したい特別な事情がある場合のみ、こちらの方法を使用してください。

⚠ 非推奨について

Anthropic は npm インストールを「deprecated(非推奨)」と位置付けています。可能な限りネイティブインストーラーを選択してください。

npm を使う場合、Node.js 18 以上が必要です。まず Node.js のバージョンを確認してください。

Terminal — npm インストール
# Node.js バージョン確認(18以上が必要)
node --version

# npm バージョン確認
npm --version

# グローバルインストール(sudo は絶対に使わない)
npm install -g @anthropic-ai/claude-code

# インストール確認
claude --version

⚠ 重要:sudo は使わないこと

sudo npm install -g は絶対に使用しないでください。パーミッションの問題やセキュリティリスクが発生します。「permission denied」エラーが出た場合は、後述のトラブルシューティングを参照してください。

既存の npm 版からネイティブ版への移行

すでに npm 版を使っている場合は、以下の手順でネイティブ版へ移行できます。設定ファイル(~/.claude/settings.json)は自動的に保持されます。

Terminal — npm 版からの移行
# Step 1: ネイティブバイナリをインストール
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

# Step 2: 古い npm 版を削除
npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code

# Step 3: 動作確認
claude --version

5. 認証・APIキーの設定

インストール後、初回起動時に認証が必要です。Claude Code は2つの認証方法に対応しています。

▲ 認証フロー:どちらの方法を選ぶか

🔑

OAuth 認証

Claude Max または
Anthropic Console アカウント

定額制で安心して使える

🗝

API キー認証

Anthropic Console で
APIキーを取得して設定

従量課金制

OAuth 認証(推奨)

ターミナルで claude を初めて実行すると、自動的にブラウザが開き、Anthropic アカウントへのログインが求められます。Claude Max サブスクリプションをお持ちの場合はこちらが経済的です。

Terminal — 初回起動
# プロジェクトディレクトリに移動して起動
cd /your/project

claude

# → ブラウザが自動的に開き OAuth 認証フローが始まる
# → 完了後、ターミナルに戻ると Claude Code が使用可能に

API キー認証

Terminal — API キー設定
# 環境変数として設定(.bashrc または .zshrc に追加)
export ANTHROPIC_API_KEY="sk-ant-xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx"

# 設定を反映
source ~/.zshrc  # または source ~/.bashrc

# Claude Code を起動して確認
claude

💡 コスト最適化のヒント

API キー(従量課金)を使う場合、頻繁に使うと費用がかさむことがあります。使用量が多い方は Claude Max サブスクリプション(定額制)の利用を検討してみてください。まずは約 $20 程度の API クレジットで自分のワークフローに合うか試してみることをおすすめします。

6. 基本的な使い方

認証が完了したら、プロジェクトのルートディレクトリで claude と打つだけで対話型セッションが始まります。

Terminal — 基本的なセッション例
# プロジェクトに移動して Claude Code を起動
cd ~/Projects/my-webapp
claude

╔══════════════════════════════════╗
║  Claude Code v2.x.x              ║
║  /help でコマンド一覧を表示       ║
╚══════════════════════════════════╝

> src/app.js の main 関数を説明して

Claude: `main` 関数は Express サーバーを初期化し、...

> ユーザー認証のミドルウェアを追加して

Claude: 承りました。以下のファイルを変更します:
  - src/middleware/auth.js(新規作成)
  - src/app.js(インポート追加)
  続けてよろしいですか? [Y/n]

ワンショットモード

対話セッションを開かず、1回のコマンドで完結させることもできます。スクリプトや CI/CD パイプラインへの組み込みに便利です。

Terminal — ワンショットモード
# --print オプションで結果を標準出力に表示して終了
claude --print "このリポジトリの概要を教えて"

# パイプと組み合わせることも可能
cat src/complex-module.js | claude --print "このコードのバグを探して"

CLAUDE.md でコンテキストを設定する

プロジェクトのルートに CLAUDE.md ファイルを配置すると、毎回のセッションで Claude Code に読み込まれ、プロジェクト固有の情報や規約を常に伝えることができます。

CLAUDE.md — 例
# プロジェクト概要
これは Next.js + TypeScript で構築した EC サイトです。

## コーディング規約
- コメントは日本語で書く
- 関数名はキャメルケース
- テストファイルは *.test.ts

## よく使うコマンド
- 開発サーバー: `npm run dev`
- テスト実行: `npm test`
- ビルド: `npm run build`

7. よく使うコマンド集

Claude Code のセッション内で使えるスラッシュコマンドをまとめます。

コマンド 説明
/help 利用可能なコマンド一覧を表示
/clear 会話履歴をクリア(コンテキストをリセット)
/cost 現在のセッションの使用コストを表示
/model 使用するモデルを切り替える
/bug Anthropic にバグレポートを送信
/exit Claude Code セッションを終了
/compact コンテキストを圧縮して継続(長いセッションで有用)

💡 モデルについて

本格的な開発作業には Claude Sonnet 4.6 が最も適しています。複数ファイルにまたがる複雑な作業や高度なリファクタリングには Claude Opus を使うと、より精度の高い結果が得られます。

8. トラブルシューティング

command not found: claude と表示される

PATH が正しく設定されていない可能性があります。以下を試してください。

Terminal
# zsh の場合
source ~/.zshrc

# bash の場合
source ~/.bashrc

# npm を使用している場合、npm のグローバル bin パスを確認
npm config get prefix
# 出力されたパス + /bin を PATH に追加
npm インストール時に EACCES: permission denied が出る

sudo を使わず、ユーザーレベルの npm ディレクトリを設定することで解決します。

Terminal
mkdir ~/.npm-global
npm config set prefix '~/.npm-global'
echo 'export PATH=~/.npm-global/bin:$PATH' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
Windows で Git Bash が見つからないというエラーが出る

ネイティブ Windows 版を使用している場合、Git Bash のパスを手動で設定する必要がある場合があります。

~/.claude/settings.json
{
  "env": {
    "CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATH": "C:\\Program Files\\Git\\bin\\bash.exe"
  }
}
認証後も「API key not found」と表示される

シェルを再起動するか、設定ファイルを再読み込みしてください。環境変数 ANTHROPIC_API_KEY が正しく設定されているかも確認してください。echo $ANTHROPIC_API_KEY で値が表示されれば正しく設定されています。

9. まとめ

Claude Code は、ターミナル上でコードベース全体を理解しながら自然言語でコーディング作業を支援する強力なツールです。インストール自体は非常にシンプルで、ネイティブインストーラーを使えば1コマンドで完了します。

  • ネイティブインストーラー(curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash)が公式推奨で、Node.js 不要・自動更新対応
  • npm インストールは非推奨。互換性上の理由がある場合のみ Node.js 18 以上で使用する
  • Windows は Native(Git for Windows)か WSL2 の2択。プロジェクトの場所に応じて選択する
  • Claude Max サブスクリプションがあれば OAuth 認証で定額利用可能。API キーは従量課金
  • プロジェクトルートに CLAUDE.md を置くとプロジェクト固有のコンテキストを毎回自動読込
  • 本格的な開発には Claude Sonnet 4.6 を、複雑なアーキテクチャ作業には Claude Opus を推奨

✅ 次のステップ

インストールが完了したら、まず既存プロジェクトのディレクトリで claude を起動し、「このプロジェクトの構成を説明して」と話しかけてみてください。コードベースを読み込んで分析してくれます。使い方に慣れたら、バグ修正・リファクタリング・テストコードの自動生成など、より高度な作業に挑戦してみましょう。

🔗 公式ドキュメント: docs.claude.com — Claude Code Overview
🔗 npm パッケージ: npmjs.com/@anthropic-ai/claude-code

上部へスクロール